マスク話

新型コロナウィルスとマスク*1を巡っての2つの話。

北海道新聞』の記事;


マスク 白じゃないとダメ? 札幌で注意する学校 市教委「まず着用を」
3/25(水) 6:03配信北海道新聞


 札幌市教委が24日に開いた教育委員会会議で、委員から、市内で子供たちが分散登校時などに新型コロナウイルスの感染防止のため着用しているマスクについて、白色以外の色や柄を注意する学校があるとの指摘があった。市教委は、色や柄に関係なく着用を優先すべきだとの考えを示した。

 会議で、委員から「黒色のマスクをしていたら『校則で決まっている』と注意されたとの保護者の声がある。色は関係あるのか」と質問があり、別の委員からも同様の指摘があった。委員2人は市内でマスクが品薄な上、学校側が着用を呼び掛けているとして「感染症予防に色や柄は関係ないのではないか」と訴えた。

 市教委学校教育部の相沢克明部長は「マスク着用が優先」と述べ、学校側に適切な対応を呼び掛けるとした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00010000-doshin-hok

学校側としては、「校則」で下着の色に介入すること*2の延長にあるのでは? そういえば、マスクも「肌着」であった。
また、『毎日新聞』の記事;

「子供のマスクは手作りを」 学校再開に向け文科省が呼びかけ
毎日新聞2020年3月25日 17時08分(最終更新 3月25日 17時09分)


 文部科学省は25日、政府の休校要請に応じた学校の4月からの再開に向けて、手作りマスクの普及を自治体や学校設置者などに要請する方針を明らかにした。文科省幹部は25日の参院予算委員会で「マスクが子供たちに行き渡るように手作りマスクの作製・使用の検討をお願いする」と答弁。医療機関など優先度の高い施設でもマスク不足が続く中、同省は保護者らが市販マスクを確保するのは困難だと判断。手作りマスクの普及を呼びかけた。

 文科省の丸山洋司・初等中等教育局長は参院予算委で「学校、家庭、地域がしっかり連携し、手作りマスクの普及などに取り組んでほしいと考えている」と語った。生活・家庭の授業でマスク作製を取り上げることにも期待感を示した。

 文科省は24日に学校再開に向けたガイドラインを公表し、学校でのマスク着用を推奨した。ガイドラインでは徳島県教育委員会などが公表している「手縫いマスクの作り方」のウェブサイトも紹介している。【秋山信一】
https://mainichi.jp/articles/20200325/k00/00m/040/210000c