Rugby in Japan

球技としてのラグビーではなく、伝説によるとその発祥の地とされる学校の話。
時事通信の記事;


英名門ラグビー校、日本進出へ=22年開校、球技発祥
2019年10月25日23時43分


 【ロンドン時事】英名門私立ラグビー*1は25日、2022年秋に日本に姉妹校を開くと発表した。ラグビー校は450年以上の歴史を持ち、球技のラグビーの発祥の場所としても知られる。英名門私立校が日本校を開校するのは初めてとなる。

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会*2が佳境を迎える中、ラグビー校はツイッターの公式アカウントで「今年のラグビーと日本のもう一つのつながりだ」と強調した。
 発表によると、日本校は中高一貫の男女共学で、定員は750人。通学生と寄宿生の双方を受け入れる。東京に設立されるが、関西と北海道にもキャンパスを置く。英語での教育が中心になるとみられる。
 ピーター・グリーン校長は声明で「ラグビー校は学究的だが、生徒たちが自信を持ち、多くの可能性にあふれた人生に好奇心を持つように育てる」と述べた。
 ラグビー校は1567年設立。1823年、生徒のウィリアム・ウェッブ・エリスが当時のフットボールの試合中にボールを手に抱えて相手ゴールに向けて走ったことがラグビーの発祥とされている。ラグビー校は17年にタイでも開校しており、日本校は英国外では2例目となる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102501289&g=int

定員の750というのはあくまでも6学年合わせての数なので、初年度の募集は125人ということか。「関西と北海道にもキャンパスを置く」ということだけど、英語圏の記事を読むと、北海道のは”enrichment campus”と呼ばれていて、研修施設のよう。関西についてはよくわからない。分校の分校?
「2022年秋」開校ということは既に東京で敷地を押さえており、直ぐにでも工事を開始できるということですよね。関西ならぎりぎりで認可が却下された森友学園の土地と建物をそのまま使えばいいということはあるけれど。英国の本校と殆ど変わらないこれだけの定員を日本で埋められるのだろうか。ラグビー校の学費や寮費を子女のために負担できる人はそんなにいるのだろうか。ただ、考えてみれば、日本人に拘る必要はないわけだ。日本だけでなく中国や韓国を含む東亜細亜の富裕層というのを想定しているということなのだろうか。まあ、北朝鮮の特権階層はインターナショナル・スクールが好きそうだしね。
See also


“Foundations laid for a branch of Rugby School to open in Japan” https://www.rugbyadvertiser.co.uk/news/people/foundations-laid-for-a-branch-of-rugby-school-to-open-in-japan-1-9120208
Viggo Stacey “UK independent school launches in Japan” https://thepienews.com/news/rugby-school-japan-launched/
Will Hazell “Rugby School to open the first British private school overseas offshoot in Japan” https://inews.co.uk/news/education/rugby-school-first-british-private-school-overseas-offshoot-japan-820167