「マラソンという競技は冬のスポーツ」(瀬古利彦)

承前*1

共同通信の記事;


五輪、マラソン競歩は札幌開催 小池知事「合意なき決定」
11/1(金) 12:18配信共同通信


 東京都、国際オリンピック委員会IOC)、東京五輪パラリンピック組織委員会、政府の4者協議が1日、都内で開かれ、五輪のマラソン競歩の開催地は暑さを避ける目的で札幌市に変更することで決着した。唯一、反発していた東京都の小池百合子知事は「都として同意はできないが、IOCの決定を妨げることはしない。合意なき決定だ」と述べた。開幕まで9カ月を切った段階での異例の開催地変更が決まった。

 4者協議は報道陣に公開され、ほかにIOCのコーツ調整委員長、組織委の森喜朗会長、橋本聖子五輪相らが出席した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000085-kyodonews-spo

末継智章「マラソン札幌移転に瀬古氏が激怒 「川内にしますよ」仰天プランも」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00010021-nishispo-spo


瀬古利彦氏のコメントから;


 さらに東京より気温が低いことを見越しての札幌開催についても「昨年の8月2日は34度(実際は今年で最高気温34・2度)で東京と変わらない。涼しいところなら山中湖とか河口湖とかいっぱいある」と疑問を提示した。

 東京の次の五輪開催地、パリも気温が40度近くまで上昇することがある点も問題提起。「どこでやるんですか。これからの五輪もそういう(急な変更)があるのかと思い、信じられなくなっちゃう。マラソンという競技は冬のスポーツ。冬季五輪に組み込むレベル」と主張した上で「冬季五輪でマイナス10度になったら(日本代表は)川内にしますよ。もうあいつしかいない」と悪天候だった昨春のボストン・マラソンで優勝した川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)の名前を挙げ、皮肉まじりのジョークを繰り出した。