「不起訴」効果

TBSの報道;


機内で客室乗務員にわいせつ容疑、会社員男性を不起訴
9/4(水) 1:07配信 TBS News i


 羽田空港に着陸した飛行機の機内で客室乗務員の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された会社員の男性について、東京地検は不起訴としました。

 愛媛県に住む造船会社社員の男性(35)は、今年5月、羽田空港に着陸した飛行機の機内で客室乗務員の胸や下半身を触るなどした強制わいせつの疑いで逮捕されました。東京地検は、この男性について、3日付で不起訴処分としました。

 警視庁によりますと、男性は他の乗客が飛行機から降りたあとに体調不良を訴え、薬を渡そうとした客室乗務員に「不倫とか興味ない?」と声をかけました。そして、無理やりわいせつな行為をしたということです。男性は逮捕当時、警視庁の調べに対し容疑を認めていたということです。(03日18:23)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190904-00000004-jnn-soci

一瞬、例の如く権力者のお友達なのかと思ったりもしたのだけれど*1、そうでもないようだ。何故「不起訴」になったのかはわからないけれど、この「不起訴」という出来事はけっこう明確なアナウンスをしてしまっているのではないだろうか。要するに、今後ここに報道されているようなことをやっても、許されるということ。一応警察に「逮捕」されて、留置場ホテルに何泊かせざるを得ないかも知れない。しかし、起訴されて、被告という肩書が与えられたり、受刑者になったりすることはない。今後、同じようなことをやった男が起訴されたら、この件を参照して、同じことをやったのに自分だけ起訴されるのは不当であると主張する筈だ。