「チャコ」の死

朝日新聞』の記事;


声優の白石冬美さん死去 「ガンダム」のミライ
2019年3月30日11時45分


 アニメ「巨人の星*1の主人公の姉・星明子役やラジオDJなどで知られる声優の白石冬美(しらいし・ふゆみ、本名白石芙美子〈しらいし・ふみこ〉)さんが、虚血性心不全で死去したことが、30日わかった。82歳だった。葬儀は親族のみで行う。喪主は妹幸村恵美子さん。

 静岡県出身。声優として「怪物くん」「パタリロ!」の主役をはじめ、「機動戦士ガンダム」のミライ、「オバケのQ太郎」のドロンパなど、数々の人気アニメで主要なキャラクターを演じた。

 チャコの愛称で親しまれ、ラジオでも活躍。声優の野沢那智さん(故人)とのコンビで出演した「いう気リンリン 那智チャコワイド」(文化放送)、深夜ラジオ番組ブームの一翼を担った「パック・イン・ミュージック」(TBSラジオ)などでパーソナリティーも務めた。
https://www.asahi.com/articles/ASM3Y6JNFM3YUCVL028.html

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私たちの世代にとっては、何と言っても『パック・イン・ミュージック』でしょう。但し、私が主に聴いていたのは、「水曜パック」(林美雄)と「土曜パック」(山本コータロー)で、「那智チャコ・パック」(「金曜パック」)はそれほど真面目に聴いてはいなかったのだけど。
「ベテラン声優の白石冬美さん死去、深夜放送草分け「パックは私の青春そのもの」」という『夕刊フジ』の記事では*2、野沢・白石を超えて、『パック・イン・ミュージック』*3という存在そのものに焦点が当たっている;

14年に番組のスペシャルライブが開かれた際の取材で白石さんは、「パックは私の青春そのもの。辛い時でも、TBSのスタジオに入ってみんなの手紙を読むとたちまち元気になれたんです。パックが私を癒やしてくれたような…」と振り返った。

 また、「新しい才能を発掘するのも深夜放送の得意技でしたね」と“パック愛”を次のように明かしている。

 「(元TBSアナウンサーで番組パーソナリティーの)林美雄さんは、タモリさんやおすぎとピーコを他に先駆けて紹介したし、石川セリさんや山崎ハコちゃんも林さんの紹介で深夜放送から世間に広まっていったんです。ナチチャコパックでは、リスナーも一種のスターでした」

 タモリ(73)や山崎ハコ(61)は後にニッポン放送の「オールナイト・ニッポン」でレギュラーに。文化放送では「セイ!ヤング」が放送されるなど、70年代の深夜放送黄金期に“ナチチャコ”はリスナーの支持を大いに集めた。

ただ「那智チャコ・パック」の「「那智チャコ」は「ナチチャコ」じゃなくて「ナッチャコ」と言っていたような気がする、当時は。
最初に引用した朝日の記事では肝心の命日が言及されていないが、別の記事によれば、3月26日である*4
See also


星飛雄馬古谷徹、姉明子の白石冬美さんを追悼」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-03300242-nksports-ent