生活保護について幾つか

ちょっと前に、東京都北区で区職員が死亡したり・他所に転出した人の名義で生活保護費を受け取っていたという詐欺事件を取り上げたのだが*1、それに対して、


BUNTEN
拙宅の隣の市(小さい方)で行政職員が生活保護費を詐取する事件があった時、NHKラジオが不正受給事件と連呼していました。受給者がからまない詐欺事件まで不正受給にされるからかなわん。 事件
2018/07/08
http://b.hatena.ne.jp/BUNTEN/20180708#bookmark-367140897
「職員」が「不正」に「受給」していたということでしょうか。


また、


The Capital Tribune Japan「生活保護費の着服は他の自治体でも? 東京荒川区、目黒区に続いて北区でも」http://blogos.com/article/308006/


「北区」以前のこと。


生活保護費を公務員が着服しているのは北区だけではありません。昨年8月には荒川区で同じく生活福祉課の職員が生活保護費を不正に引き出し、260万円を着服しています。また目黒区では生活保護者の預金を職員が着服するという事件も発生しています。

 立て続けに3件、こうした事件が発生している現実を考えると、生活保護費の着服が他の自治体でも行われている可能性があります。場合によっては徹底した調査が必要かもしれません。

目黒区の事件は犯罪の性格が違う。そもそも「生活保護者の預金を職員が着服する」ということが如何にして可能になるのかがわからない。
また、NHKの報道;

担当する受給者の女性に「胸が大きい」江戸川区職員を処分
2018年7月20日 20時30分


東京 江戸川区生活保護の受給者を支援する男性職員が、担当する女性に「胸が大きい」と発言するなど、合わせて6人に不適切な言動を繰り返していたことがわかり、区は男性職員を停職3か月の懲戒処分にしました。

停職3か月の懲戒処分となったのは、江戸川区生活保護の受給者を支援するケースワーカーを務めていた55歳の男性職員です。

江戸川区によりますと、この男性職員はおととし4月ごろからことし3月ごろまでのおよそ2年間に、担当する受給者の女性に「胸が大きい」などの発言を繰り返したり、食事に誘ったりしていたということです。

これを受けて区が調査した結果、受給者の女性合わせて6人に不適切な言動を繰り返していたことがわかりました。

区によりますと、被害に遭った女性の中には、「生活保護が打ち切られてしまうと困るので言えなかった」と話している人もいるということです。

一方、男性職員は「恋愛感情を持っていたのでやってしまった。申し訳ないことをした」と話しているということです。

江戸川区の岡村昭雄福祉部長は「被害に遭われた方には大変申し訳なく思います。再発防止に向け、職員の指導を徹底し信頼回復に努めていく」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180720/k10011542061000.html

「恋愛感情」ということだけど、いきなり「胸が大きい」というのは「恋愛」ではありえないでしょう。「恋愛」だけじゃなくて、ナンパでもありえないでしょう。50を過ぎるまで「恋愛」経験があったのかどうか疑問だ。これに比べると、利害関係者には目もくれずに出会い系に専念した米山隆一さんはえらいと思った*2。全くの推測だけど、この「55歳の男性職員」というのはかなりの小心者で、却ってそれが幸いだったのかも知れない。妙に度胸がある奴だったら、「停職3か月」では済まなかったかも知れない。レイプ事件を起こして、刑事問題になっていた可能性がある。