「評議員会」へ

日馬富士による貴ノ岩への暴行事件*1は何時の間にかに貴乃花親方問題へと移行していたのだった。
NHKの報道;


貴乃花親方の責任は重い」と判断し処分検討へ 日本相撲協会
12月28日 4時09分日馬富士 暴行


大相撲の元横綱日馬富士の傷害事件をめぐる問題で日本相撲協会は、28日、臨時の理事会を開いて調査への協力を拒んできた貴乃花親方の責任は重いと判断して処分を検討する方針です。

この問題を巡っては日本相撲協会の危機管理委員会が調査を行い貴乃花親方の責任について、警察に被害届を出しながら巡業部長として相撲協会に事案を報告しなかったことやその後も危機管理委員会の調査への協力を拒んできたことなどをあげています。

今月20日の理事会では聞き取りができていないことを理由に貴乃花親方の処分は先送りされましたが、相撲協会は今月25日に貴乃花親方から初めての聞き取りを行いました。

関係者によりますとこのなかで貴乃花親方は巡業部長として誠実に対応したという趣旨の主張をしたということですが相撲協会はこれを踏まえた上でも貴乃花親方の責任は重いと判断して28日の理事会で処分を検討する方針です。

相撲協会は今月20日の理事会で日馬富士を引退勧告相当とすることを確認したほか、傷害の現場に同席していた横綱白鵬鶴竜を「減給」の処分にするなどすでに関係者の処分を行っています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171228/k10011273801000.html

朝日新聞』;

相撲協会の臨時理事会終了 貴乃花親方、質問に無言貫く
2017年12月28日12時14分



 大相撲の元横綱日馬富士による暴行問題を巡って貴乃花親方(元横綱)への処分を決める日本相撲協会の臨時理事会が28日、東京・国技館で開かれ、約1時間で終わった。関係者によると、処分は7段階で4番目に重い「業務停止」を軸に、「報酬減額」などを含め検討されたとみられる。

 問題視されていたのは、巡業中に起きた事件を担当部長として報告しなかったことと、被害者で弟子の十両貴ノ岩(当時は幕内)への聴取をなかなか認めなかったこと。

 理事会には理事である貴乃花親方も出席。八角理事長(元横綱北勝海)の真正面の席でこれまでと同様、深く腰を掛け、正面を静かに見据えていた。終了後、報道陣の取材には無言。東京都江東区貴乃花部屋に戻った際も沈黙を貫いた。

 協会関係者によると、「業務停止」が軸である一方、この問題が大きな注目を集めていることなどを鑑みて、慎重に判断すべきだと考える関係者もいた。

 午後3時からは、理事会から報告を受ける評議員会が開かれる。
https://www.asahi.com/articles/ASKDX35PBKDXUTQP00C.html


貴乃花親方を「理事解任すべき」 協会、評議員会に提案
2017年12月28日14時23分


 日本相撲協会は28日、東京・国技館で臨時理事会後に会見を開き、貴乃花親方(元横綱)を理事から解任すべきだとの意見をまとめ、来年1月4日に臨時評議員会を招集して提案することが決まったと発表した。採決に加わっていない貴乃花親方を除き、全会一致だったという。

 理事の解任権限は評議員会が持っている。理事会では、元横綱日馬富士の暴行問題を巡って、「(貴乃花親方は)理事としての義務を怠った」と判断。7段階の処分のうち3番目に重い「降格」をすべきだと結論づけた。

 協会の危機管理委員会(委員長=高野利雄・元名古屋高検検事長)は、巡業部長の貴乃花親方が巡業中に起きた問題を協会に報告しなかったことと、被害者で弟子の十両貴ノ岩(当時は平幕)と貴乃花親方本人への危機管理委の聴取に速やかに協力しなかったことの2点を問題視。「被害者側の立場にあることを勘案しても責任は重い」と報告した。

 会見した八角理事長(元横綱北勝海)は「(貴乃花親方は)理事の忠実義務に著しく反するといわざるをえない」と話した。報道陣の問いかけに終始無言を貫いた貴乃花親方は、理事会でも異議を唱えなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASKDX4FGDKDXUTQP011.html

但し、1月に理事を解任されるといっても、直ぐ2月には新理事選挙があるのだった*2