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朝日新聞』の記事;


聖徳太子の旧1万円偽札、100枚密輸容疑 愛知

2017年9月14日15時00分

 聖徳太子が描かれた旧1万円札の偽物を中部空港から輸入しようとした職業不詳の男(66)=自称愛知県一宮市=について、愛知県警が関税法違反(輸入禁止貨物の輸入未遂)容疑で今月、逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。男は7月に税関に偽札を押収された際、「本物かどうか確かめるために持って来た」と話していたという。

 捜査関係者によると、男は7月14日、フィリピン・マニラ発の航空機で中部空港に到着後、関税法で輸入が禁じられている偽の旧1万円札100枚を、上着のポケットに入れて国内へ持ち込もうとした疑いがある。入国検査で税関職員が見つけ、偽札の疑いがあるとしてその場で押収した。

 男は、「ベトナムで手に入れた」「他にも大量に旧1万円札があった」などと説明しており、県警などが入手経路や製造元を調べている。
http://www.asahi.com/articles/ASK9G33GRK9GOIPE00N.html

朝日の記者もデスクも校閲部の「厩戸王」という朱入れをしかとしたのだろうか(笑)*1
さて、税関で「上着のポケット」を調べられるというのはきわめて異例だと思う。既に何十回となく日本の税関をくぐっているけれど、「上着のポケット」の中を見せろとか言われたことはない。多分、誰かたれ込みをする人がいたか、フィリピンかヴェトナムの政府筋が情報を提供したとかしたのでは?
それにしても、最近、偽札というと名古屋を中心とした愛知県というイメージが強いよ。勿論、最近名古屋近辺で使用された偽札は「聖徳太子」でもないし、舶来でもない*2。また、偽「聖徳太子」が「輸入」されているのは名古屋に限らないようなのだ。