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朝日新聞』の記事;


「使用済み」貼り合わせ、切手を偽造容疑 銀行員を逮捕

2017年1月27日17時41分

 使用済みの切手を貼り合わせて未使用のように偽り、郵便局で新しい切手と交換したとして、警視庁は、みずほ銀行の行員小林孝史容疑者(57)=東京都豊島区=を郵便法違反と詐欺の疑いで逮捕し、27日発表した。容疑を認めているという。

 丸の内署によると、小林容疑者は昨年9月30日、東京都千代田区内の郵便局の窓口で、偽造した350円切手30枚を局員に渡して500円切手などと交換し、計1万500円分の切手をだまし取った疑いがある。消印がついた部分を切り取るなど使用済み切手を貼り合わせ、未使用にみせかけていたという。

 切手が台紙に貼ってあったため、局員が水につけてはがそうとしたところ、1枚の切手が複数に割れたため偽造が発覚。郵便局が署に相談していた。署は、小林容疑者宅からネットオークションで購入したとみられる数千枚の使用済み切手を押収した。

 みずほフィナンシャルグループの広報担当者は取材に「事実関係を確認中」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASK1W5J31K1WUTIL02Q.html

これは「偽造」というよりは変造。手間と暇はかけているな、と思った。「行員」といっても、57歳だと、管理職、もしかしたらどっかの支店長かも知れない。切手変造する暇がよくあったものだ。この件に関していちばん悪いのは「みずほ銀行」かも知れない。残業とか休日出勤とかで小林さんを追い込んでいれば、警察に捕まらなくて済んだわけだ。小人に暇を与えても碌なことはしないという道理を無視してはいけない。