最初は1961など

承前*1

内田光「かつては暴動…ドヤ街に世界から旅人が!あいりん地区に何が起きた?」http://withnews.jp/article/f0170107000qq000000000000000W05n10601qq000014425A


大阪市西成区あいりん地区aka釜ヶ崎の〈カオサン化〉を巡って。
内田さんは言及していないけれど、宿泊費の「破格の安さ」のほかに、旅行者が集まる理由のひとつとして、関西新空港へのアクセスがけっこういいことを挙げている人がいた。
さて、


最初に暴動が起きたのは1961年。8月2日の朝日新聞紙面は「二千余人が暴徒化 交通事故の処理に怒る」「派出所などに投石・放火」「催涙ガスで鎮圧」などの見出しで暴動を報じています。以降、2008年までに20数回もの暴動が起きています。
1961年が最初とはけっこう新しいことだ。今のところ最後である2008年の「暴動」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080616/1213616174 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080622/1214148581で言及している。
釜ヶ崎に滞在している人には「欧米人で、ワーキングホリデーで日本に長期滞在し」ている人が多いのだという。ところで、最近新嘉坡の「ワーキング・ホリデー」に言及したことがあった*2。でも、考えてみると、新嘉坡のような狭い場所でわざわざ「ワーキング・ホリデー」の査証を取って、一体何処に行くつもりなんだい? ということになってしまうのだった。