「業」など

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110904/1315163207に対して、


matsuiism
源氏物語』を書いた紫式部が仏罰(嘘禁止)により地獄に落ちたという話とか、デカルトが読書とは古人と対話する旅をするようなものだと言ってたのを思い出す。私の場合、もう「業」としか言いようがない。 2011/09/05
http://b.hatena.ne.jp/matsuiism/20110905#bookmark-57824354
三国志演義』の羅貫中の場合にも〈罰〉のために子孫が唖になってしまったという伝説がありましたね。たしかに「業」。そういえば、蘇軾(蘇東坡)*1にそもそも文字を知ることが憂いの始まりであるとして、字なんて自分の名前が書ければそれで充分だという項羽の言葉を引用しつつ、「業」というか文字の病を語った詩がありましたね(「石蒼舒醉墨堂」*2)。
蘇東坡詩選 (岩波文庫 赤 7-1)

蘇東坡詩選 (岩波文庫 赤 7-1)


nessko
本を読むのが嫌いな人が、本読むのが好きな人を、現実から逃げている、引きこもってる、といじめることはよくあるけど。 2011/09/05
http://b.hatena.ne.jp/nessko/20110905#bookmark-57824354
石川淳は戦時中江戸時代に留学していたと言っていましたよ*3
また、

osaan 2011/09/05 15:33 しかし、イギリスの反社会的暴徒は本など見向きもしなかったようです。
http://blog.livedoor.jp/goredsox/archives/1629790.html
>この無傷の商店がなんだったかというと、それは、書店。暴動を「千載一遇のチャンス」ととらえて、ありとあらゆる商品を略奪したというのに、暴徒は、こと、本に関しては、見向きもしなかったのである。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110904/1315163207#c1315204434
倫敦の暴動*4は〈文化大革命〉ではなかったということですね。