No safety belt?

朝日新聞』の記事;


ビルの窓清掃中に過って転落か、44歳作業員死亡 大阪

2017年1月7日22時34分

 7日午後3時20分ごろ、大阪市中央区高麗橋4丁目の9階建てビルで、窓ガラスを清掃していた男性から、「同僚が転落した」と119番通報があった。大阪府警によると、転落したのは清掃会社のアルバイト作業員の橋本洋さん(44)=兵庫県尼崎市=で、まもなく死亡が確認された。府警は、作業中に過って転落したとみている。

 東署によると、橋本さんは通報した男性とそれぞれ離れた場所で、ビルの屋上から作業台をつるして窓を拭いていたが、作業を終えた男性が橋本さんの様子を見に行くと、作業台の真下近くの地上で倒れていた。作業台はビルの8階付近(高さ約20メートル)につるされたままだったという。
http://www.asahi.com/articles/ASK176VM5K17PTIL012.html

最初に思ったのは、ゴンドラに乗ってビルの窓を掃除している人って、命綱というか安全帯をしていないのかしら? ということ。バブル経済の頃、営業のためによくビル工事現場に行っていたのだが、事務所にも飯場にも転落防止とか安全帯確認といったスローガンが貼りまくってあったよ。
亡くなった方は44歳の「アルバイト作業員」ということだけど、ビルの窓掃除というのはそもそもどういう人がやっているのだろうかと思った。以前、ああいう作業は高い場所を厭わない登山家の人たちがトレーニングを兼ねてやっているんだよということを聞いたことがあるのだけど、その真偽はわからず。
さて、


Dominic Ngai “Rooftopping: Shots from China's Highest Vantage Points” that's Shanghai January 2017, pp.42-49


超高層ビルの最上部から都市風景の写真を撮影すること。urban exploration=urbex文化の一部。所謂〈絶景〉*1の極み。「ルーフトッピング」する人は勿論安全帯をしていない。セイフティ・ネットもない。