『朝日新聞』の記事;
新宿のタクシー運転手というのを聴くと、どうもむらむらと暴力衝動が湧き上がってくるのだが、この運転手さんには心から同情する。私をむかつかせた運転手は20代の男だったのだけど。
歌舞伎町から岐阜、タクシー無賃乗車容疑 所持金86円2016年12月29日20時51分
東京都内からJR岐阜駅までタクシーを無賃乗車したとして、岐阜県警は29日、住所不定の無職梅下希世美容疑者(25)を詐欺の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「働いて返すつもりだった」と容疑を否認しているという。
岐阜中署によると、梅下容疑者はタクシー運賃13万590円と高速代5950円を支払わなかった疑いがある。29日午前1時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の路上でタクシーに乗り、約5時間後に岐阜市橋本町1丁目のJR岐阜駅前で降車。逮捕時に所持していた現金は86円で、「知人を頼ってきた」などと供述しているという。
タクシーの男性運転手(57)が近くの交番に相談し、署員が現行犯逮捕した。
http://www.asahi.com/articles/ASJDY4HLHJDYOHGB00B.html
また、五木寛之が自動車の運転免許を取る前に車で飛ばすというのはどういう感じなのかを体感するためにタクシーを拾って東京から(たしか)京都まで走らせて、6万だか7万だかの金を取られたということを書いていたことだ。これは彼が作家になってからだから、1960年代後半である。それで、この話を五木寛之の『風に吹かれて』*1で読んだのか、それとも『ゴキブリの歌』*2で読んだのか、忘れてしまった。さて?
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