承前*1
『朝日新聞』の記事;
以前の報道では、容疑者は「別の大陸」にいるということだったけれど、その「別の大陸」というのは地中海の向こうであるアフリカ大陸ではなくて大西洋の向こうの南米大陸だったわけね。でも、相変わらずよくわからない。とはいっても、わざわざ仏蘭西語の記事を検索する元気も(私には)ない。「監禁」容疑? 「容疑」がある以上、このチリ人が黒崎さんを何処に監禁したのか、仏蘭西の警察当局は目星はついているのだろうか。また、肝心要の黒崎さんの行方についての言及がないけれど、これは如何なることなのだろうか。黒崎さんがチリにはいない以上、ヨーロッパにいる共犯者が監禁しているということなのだろうか。それとも、警察は被害者の生存について既に見限っているのだろうか。また、ストレートにチリに帰らず西班牙のマドリードに寄っていることと関係があるのだろうか。たんにジュネーヴからサンティアゴへの直行便がなかったということなのだろうか。
仏留学生不明、チリ人の男を指名手配 監禁などの容疑ブリュッセル=吉田美智子
2016年12月29日20時25分
フランス東部ブザンソンに留学中の筑波大生、黒崎愛海(くろさきなるみ)さん(21)が行方不明になっている事件で、フランスの捜査当局が20歳代のチリ人の男を監禁などの容疑で国際指名手配していると、仏メディアが報じた。
監視カメラの映像の分析結果などによると、黒崎さんは4日夜、ブザンソン郊外のレストランでこの男と食事をした後、黒崎さんの寮に一緒に向かい、その後、足取りが途絶えた。この男は寮から一人で立ち去り、7日までにスイス西部ジュネーブやスペインの首都マドリードを経由して、欧州を出た後、母国のチリに戻ったという。
この男は、日本への渡航歴が2、3回あり、その時に黒崎さんと知り合った可能性もある。男は黒崎さんが行方不明になる数週間前にブザンソンに入って、ホテルなどを転々としていた。黒崎さんが行方不明になった後は、インターネット上の履歴などを削除したという。
黒崎さんが最後に目撃された4日の深夜、黒崎さんの部屋付近では、大きな物音や女性が叫ぶような声が聞こえたとの証言もあり、捜査当局は、黒崎さんが事件に巻き込まれたとみて調べている。(ブリュッセル=吉田美智子)
http://www.asahi.com/articles/ASJDY65QFJDYUHBI028.html