やはり「アカハラ」

承前*1

NHKの報道;


大学生の自殺は講師のアカハラが原因 第三者委が報告書

12月27日 20時48分


去年、大分大学の男子学生が自殺したことについて、大学の第三者委員会は、講師のいわゆる「アカデミックハラスメント」が原因だったとする報告書をまとめました。

去年2月、大分大学の20代の男子学生が自殺し、大学はゼミの講師が人格否定とも受け取れる発言や叱責をしたとして、いわゆる「アカデミックハラスメント」にあたるとしたうえで、弁護士などで作る第三者委員会を設けて、詳しい調査を進めていました。

これについて、第三者委員会は、男子学生の遺書の内容などから、講師の「アカデミックハラスメント」が自殺の原因だったとする報告書をまとめ公表しました。

報告書によりますと、この講師については、自殺した男子学生など複数の学生が、「指導が厳しく、学生との関係がうまくいっていない」と、ゼミの准教授に伝えていましたが、大学は十分な対応を取らなかったということです。

三者委員会の委員長の麻生昭一弁護士は「本人から申し出があったにもかかわらず、大学は学生が助かるチャンスをむだにした印象だ。大学がハラスメントに迅速に対応するシステム作りが必要だ」と話しています。

また、大分大学の北野正剛学長は「学生の自殺については痛恨の極みです。報告を重く受け止め、処分を速やかに進めるとともに、二度と同様の事態を招くことのないよう再発防止に万全を期したい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161227/k10010821971000.html