『産経新聞』の記事;
『朝日新聞』;
2017.4.24 17:28更新「大学をやめろ」…学生に暴言、名古屋大のアカハラ准教授を減給
名古屋大は24日、学生に暴言を吐くなどのアカデミックハラスメントをしたとして、未来材料・システム研究所の40代男性准教授を、平均賃金1日分の2分の1を減給する懲戒処分にした。減給額は数千円程度。
名古屋大によると、准教授は平成26年から27年にかけて、指導する学生5人に「大学をやめろ」と言ったり、机を蹴り上げたりするなどの不適切な言動を繰り返した。以前にも違う学生へのアカハラがあったという。
名古屋大は「極めて遺憾。服務規律の徹底と再発防止に取り組む」とコメントを出した。
http://www.sankei.com/west/news/170424/wst1704240076-n1.html
まあシンボリックな「処分」というか、内外に対して「処分」しましたよとアナウンスすることが重要であるという感じ。この先生の暴言の前後の文脈というか会話を示してもらわないとほんとうのところ、その意味がわからないのだけど、とにかく短気で怒りっぽい方なのだろう。
学生に「お前は病気だ」 名大准教授をアカハラで処分2017年4月24日19時12分
名古屋大学(名古屋市)は24日、指導していた学生らに対して不適切な言動を繰り返したとして、未来材料・システム研究所の40代の男性准教授を減給の懲戒処分にし、発表した。処分内容は、平均日給の2分の1を5月分の給与から引くというもの。24日付。
大学によると、准教授は2014年秋〜15年12月、指導していた5人の男子学生・院生に対し、研究の進捗(しんちょく)状況報告会で「お前は病気だ」「大学を辞めろ」と発言したり、必要な資料を用意できなかった際に「けんかを売っているのか」と怒鳴ったりしたという。
16年3月に学生らが大学のハラスメント防止対策委員会に申し立て、委員会が「アカデミックハラスメント」に当たると認定した。准教授もこうした言動があったと認めているという。
http://www.asahi.com/articles/ASK4S5HT1K4SOIPE01W.html
でも対策として、「服務規律の徹底」っていうのはどうなのかね。「服務規律の徹底」と息巻いても、下手すれば、パワハラだと突き上げを食うのが落ちなのでは? また、先生が暴言を吐きたくなるようなアレな学生さんも一定の確率で存在していることもたしかだろう。だとすれば、対策は技術的なものでしかあり得ないことになるのでは? 感情をコントロールする技術、またアレな学生さんを赤腹もとい「アカハラ」にならないように教え諭す技術。
「アカハラ」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160207/1454809353 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160611/1465618195 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161223/1482457184 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161228/1482890848 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170403/1491200018も。