「お姫様には毛がある」

Agence France-Presse “'Princesses have hair' – French women fight body hair stigma on Twitterhttps://www.theguardian.com/world/2016/jul/13/princesses-have-hair-french-women-fight-body-hair-stigma-on-twitter


仏蘭西のAdele Laboという16歳の少女*1が”LesPrincessesOntDesPoils”(「お姫様には毛がある」)というハッシュタグをつくり、大反響を呼んでいる。彼女は脱毛を拒んだためにいじめられた経験があり、女性の体毛を「スティグマ化する」社会的風潮、女性に脱毛を迫る「社会的プレッシャー」に異議を申し立てている。


Body hair removal dates as far back as ancient Greece and Egypt, and took off in the 20th century when Gillette sold the first razor for women in 1915, declaring body hair “unsightly”.

In the 1960s and 70s it became fashionable in some circles to leave the body as it is, and the growth of pornography popularised pubic hair removal.

「体毛」から「陰毛」の話になっている。陰毛の除去の一般化はポルノの一般化と関係があるのか。日本の場合は、陰毛は換喩的表現として官憲にもエロ事師たちにも重要視されていたわけだけど。陰毛に関しては、ずっと〈つるつる派〉が優勢だったが*2、最近は〈ブッシュ派〉が盛り返しているという感じじゃなかろうか*3。私的な見解を言わせてもらえば、男女問わず陰毛は除去してしまった方がいいと思う。先ずはオーラル・セックスのときに邪魔でしょ。それから、男性に関していえば、コンドームを着けるときに間違って毛を巻き込んでしまうと痛い。
陰毛と違って、腋の下や足の体毛はいわば〈陽毛〉とでもいうべきものだけど、(社会的な介入ということで)女性の体毛に男性において対応するのは髭ということになるか。