中川梨絵 - Living, Loving, Thinking, Again

『映画ナタリー』の記事；

日活ロマンポルノで活躍した女優・中川梨絵が逝去、「恋人たちは濡れた」などに出演
映画ナタリー 6月15日(水)12時38分配信

女優の中川梨絵が、肺がんのため6月14日に逝去した。67歳だった。
5歳で初舞台を踏んだ中川は、高校卒業と同時に東宝に入社。1967年に公開された成瀬巳喜男の監督作「乱れ雲」で銀幕デビューを果たした。その後日活に移籍し、1972年公開の日活ロマンポルノ「OL日記牝猫の匂い」で初主演を飾る。
日活の女優として藤田敏八の「エロスの誘惑」、神代辰巳の「恋人たちは濡れた」で主演を務め、1974年のフリー転身後も相米慎二がメガホンを取った日活ロマンポルノ「ラブホテル」に出演。また黒木和雄によるATG作品「竜馬暗殺」、瀬川昌治が監督を務めた「喜劇女の泣きどころ」などでも印象的な演技を見せた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000026-nataliee-movi

『デイリースポーツ』の記事；

女優の中川梨絵さん、肺がんで死去
2016年6月15日

　女優の中川梨絵さんが１４日午前１時２６分、肺がんのため死去した。６７歳だった。通夜は２０日午後６時から、告別式は２１日午前１０時から、いずれも東京都品川区西五反田５-３２-２０、桐ヶ谷斎場で行われる。喪主は夫の長谷川恭次氏。
　中川さんは５歳の時「藤娘」で初舞台を踏み、子役として活躍。ＮＨＫの人気ドラマ「お笑い三人組」等にレギュラー出演した。１９６７年、高校卒業と同時に東宝入社、芸名を中川さかゆとして「乱れ雲」（６７年）で映画デビューした。その後、中川梨絵として７２年に日活入社。初期ロマンポルノのスター女優として白川和子、田中真理、片桐夕子らとともに黄金時代を築いた。
　２０１２年に特集上映された「生きつづけるロマンポルノ」のポスターには、中川さんの代表作「恋人たちは濡れた」（７３年）の写真が使用された。同作は鬼才・神代辰巳監督の傑作で、昨年に行われた映倫の再審査でＲ１５＋指定となっている。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/06/15/0009187516.shtml

中川さんの映画は同時代的には観ていないのだった。『恋人たちは濡れた』*1を観たのは大学に入ってからだし、女郎役が印象的だった『竜馬暗殺』*2を観たのはさらに後だ。「中川梨絵」という名前を知った時は、既に「日活ロマンポルノ」から離れていたときで、（確か）小室等のプロデュースでフォーライフからフォーク・シンガーとしてデビューしたという記事だったと思う。ラヂオで何曲か聴いた。と書いたのだが、この歌手としての活動について、上に切り抜いた記事でも全然言及されていないし、Wikipediaにも全然記載されていない*3。ということで、私が無意識的に記憶を捏造している可能性について真剣に悩んだりもしているのだった。