山田孝男

Via http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20160325

時事通信の記事;


自民・山田俊男氏が暴力=党会合後、JA関係者に


 自民党山田俊男参院議員が18日に党本部で開かれた会合の終了後、出席した全国農業協同組合連合会(JA全農)の関係者に対して暴力を振るっていたことが分かった。自民党伊達忠一参院幹事長は25日の記者会見で「本人は事実関係を認めている」と説明した。

 山田氏はJAグループの組織内候補として2007年に初当選し、2期目。18日は党の「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム」の会合で、加工食品の原産地表示についてJA全農などからヒアリングを実施。関係者によると山田氏は会合後、農業政策をめぐってJA関係者と口論になり、相手の腹部を拳で殴ったという。
 伊達氏によると、山田氏は参院執行部の事情聴取に対し、「迷惑を掛け、申し訳ない」と謝罪。ただ、「相手は親しい元同僚であり、暴力という認識はなかった」とも釈明したという。執行部はさらに事実関係を確認した上で、処分を検討する。(2016/03/25-15:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016032500645&rel=m

山田俊男*1という政治家は知らなかった。熱いね。少なくともこの20年くらいの間、政治的な論争にせよ学問的な論争にせよ、議論が嵩じて殴り合いになるということは聞いたことがなかったのだ。まあ日本は武器規制がしっかりしていてよかったねというべきだろう。これが米国(或いはその南の墨西哥)だったら、拳銃の引鉄が引かれていたということになっていたかも知れない。或いは、昔の日本だったら、刀が抜かれていたかも知れない。戦後「占領軍の権威を背にして、日本の内務省と警察が強行した」「刀狩り」(藤木久志『刀狩り』、p.221*2)に感謝しろということになるだろうか。
刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

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それから、山田のような農林系の自民党議員は(例えば)TPP*3とかを巡って何かと苦しい立場にあるだろうなということは理解できる。