『朝日新聞』の記事;
忍者がブームみたいだし*1、楽しそうでいいじゃん。何故「処分」するのか。教師の座る椅子に画鋲を置くというのはまさに中学的なセンスだけど、その中二的な振る舞いを還暦過ぎた教師がそのまま実践してしまったということが素晴らしい。万歩譲って、「処分」は仕方ないとしても、画鋲を撒いて「飛び越えられたら」「処分」を撤回ということにすべきだろう。それから、この記事は「生徒」の声を取材していないという点で駄目記事。
まいた画びょう、生徒に飛び越えさせる 教諭を戒告処分伊藤あずさ
2016年2月25日19時39分
教室に画びょうをまき、上履きを履いていない中学2年の男子生徒に越えさせたとして、東京都教育委員会は25日、多摩地域の中学校の男性主任教諭(61)を戒告処分にしたと発表した。教諭は「軽率な気持ちで、やり過ぎたと反省している」と話しているという。処分は同日付。
都教委によると、教諭は昨年7月、休み時間に上履きをげた箱に片づけていなかったとして、生徒の上履きを没収。そのうえで、教室出入り口付近の約1メートル四方に画びょうを90個まき、廊下側にいた生徒に、「飛び越えられたら(上履きを)返す」と発言した。生徒は入り口の柱と引き扉に両手両足をかけて教室に入ったという。(伊藤あずさ)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2T6673J2TUTIL04C.html
また、
驚いたのは「ソーラン節」を「広島県福山市」でやっていることだ。よくわからないのは、これって罰ゲームでしょ。フレーズを思いつかない生徒に「私はバカです」という「例」を示したと。それで、「生徒が高橋校長に改善を求めた」。それは当然かもしれないけれど、「改善を求め」るくらいだったら、「私はバカです」以外のフレーズを考えればよかったということになる。「50代男性教諭」の罪といえば、「私はバカです」がフレーズとしてつまらなかったということだろう。この人は、〈世界の中心〉で「私はバカです」を100回叫ぶということでいいんじゃないか。
「私はバカです」生徒20人に叫ばせる 広島の中学教諭久保田侑暉
2016年2月10日22時02分
広島県福山市春日町3丁目の市立培遠(ばいえん)中学校で、50代男性教諭が課外活動中、生徒約20人に「私はバカです」と言わせていたことがわかった。男性教諭と高橋正明校長は10日に全校生徒の前で経緯を説明し、謝罪したという。
同校によると、男性教諭は1月31日朝、ソーラン節を踊る「ソーラン隊」(1、2年生約30人)の練習を指導。今春入学の新入生にソーラン隊を紹介する役を選ぶテストとして、教諭は生徒らに言葉を考え、大声で言うよう求め、思い浮かばない生徒らに「私はバカです」と言わせた。翌日、生徒が高橋校長に改善を求めたという。
男性教諭は「例を示したつもりだったが、強制のようになってしまった」と話しているという。高橋校長は「不適切な指導で申し訳ない。再発防止と子どもの心のケアに努める」としている。今月中にも全校生徒を対象にセクハラや体罰など不適切な指導がないか、アンケートをするという。(久保田侑暉)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2B4GV1J2BPITB00K.html