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「「緊急事態条項」を盛り込もうと狙うおおさか維新の党のアブナイ改憲構想」http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160124/1453606409


引用されている『毎日新聞』の記事によれば、「おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は20日の記者会見で、夏の参院選に向けて策定する党の憲法改正案に、「緊急事態条項」の創設を盛り込む考えを示した」*1。、「緊急事態条項」の問題点については、例えば、志葉玲「誰がマスコミを「マスゴミ」にしたのか―SMAP解散危機、ベッキー騒動は「ニュース」なのか?」*2を参照のこと。また、ヒトラー独裁=ナチ体制を確立した独逸の全権委任法は、以前橋爪大三郎氏が橋下徹をちょっと的外れな仕方で擁護した際にも言及されている*3
ところで、橋下徹って「お維の実質的な最高指導者」なの? つまり、松井一郎よりも序列が上なの? 松井というのも橋下と比べて目立たない奴だけど、出典は忘れたのだけど、以前松井こそが真の黒幕であって橋下は傀儡にすぎないという主旨の言説を読んだことがある。そのとき、だから橋下は「文楽」に対して過度の反発を示したのか、と思ったのだった*4
ところで、「緊急事態条項」を爆砕するにあたっては、やはり「独裁」ということについて政治哲学的に突き詰める必要があるとは思う。