SNS Children or 私小説の大衆化

某マイミクさんに教えていただく。

しらべぇ「いつか親子トラブルになるかも?「SNS晒されチルドレン」の将来を心配する声」http://www.huffingtonpost.jp/sirabee/children-photos_b_5755902.html


曰く、


SNSの歴史はまだまだ浅く、幼少期から写真を載せられ続けて成人になった人はまだ現れていません。しかし、いずれこうした「SNS晒されチルドレン」が大人になったときに新たな社会問題が起こる可能性は否定できません。たとえば、「自分に許可なく写真を晒された」「美容整形前の子ども時代の写真を消してほしい」などの声があがることもあり得なくはないのです。
これは深刻な問題ではあると思う。実際、自分でも完全に他人事というわけでもない。この記事を教えてくれた方も述べていたのだが、blogというものが登場して既に10年以上経っているわけで、そういうblogに晒された子どもも既に思春期に入り、自分でネットを使うようになっている。さらに、wwwができて既に20年である。また、日本には私小説という伝統があって*1私小説家の家族がそのプライヴァシーを天下に晒されるということはこれまでも起きているわけだ。だから、私小説の大衆化と言えなくもない。ただ、所謂私小説の場合、〈子の復讐〉という側面が濃厚で、晒されるのは親であることが多いけど。ところで、母親(曾野綾子)によって晒され続けたことは文化人類学者の三浦太郎氏の人格形成にどういう影響があったのかという研究はあるのか。