前科あり

承前*1
『産経』の記事;


民主都連会長が「候補者選定の項目満たしている」と舛添要一氏の支持に前向き
2014.1.1 00:50


 猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選(2月9日投開票)に向け、民主党都連の松原仁会長(57)は31日、都連幹部との協議後に報道陣の取材に対し、舛添要一厚労相(65)の名前を挙げ「(候補者選定の)項目を満たしているのではないかとの発言があった」と、擁立に前向きな姿勢を示した。自民、民主両党の世論調査では舛添氏有利の結果も出ており、相乗りの可能性も出てきた。

 民主は求める候補者像として、東京五輪行政改革など6項目を挙げている。松原氏は「相乗りとか独自候補とかは本質的な話ではない」とも述べた。

 自民も同日、都連幹部会合を開き、国際感覚に優れ五輪開催に情熱を持つことや、都議会との信頼を築けることを条件に挙げたが具体名には言及しなかった。舛添氏については党を除名になった経緯から異論も強い。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140101/lcl14010100520000-n1.htm

独自候補を出せずにいると、かつての社会党みたいに党としての存在感自体を失ってしまう危険はある。それにしても舛添要一なんてセンス悪すぎ! とも思ったのだが、民主党には2012年の都知事選挙でも舛添に「出馬打診」するという前科があったのだった。『毎日』の記事に曰く、

都知事選:民主が舛添氏に出馬打診

毎日新聞 2012年11月10日 12時03分(最終更新 11月10日 13時07分)


 東京都知事選(29日告示、12月16日投開票)に独自候補の擁立を検討している民主党内で、新党改革代表の舛添要一参院議員(63)を推す声が高まっている。立候補すれば都連や都議会が支援する構えで、既に国会議員らが出馬を要請。舛添氏は返事を保留しているが、毎日新聞の取材に「(衆院選参院選も含め)選択肢を閉ざさない」と話している。

 都知事選で民主党は擁立した候補がすべて敗れており、直近の過去2回は候補者の推薦もしていない。今回も党所属国会議員や民間人の中に有力候補が見付からず、石原慎太郎氏が後継指名した猪瀬直樹・都副知事(65)の支援も都議団を中心に反発が強いため、政策的に近い舛添氏の待望論が持ち上がった。

 民主都連関係者によると、都連として正式決定はしていないが、都連幹部や国会議員が舛添氏に会って出馬を求めたという。ただ舛添氏が議員辞職すると、繰り上がり当選で自民党参院議席が1増えるため、党内に慎重論もある。

 舛添氏は99年の都知事選に無所属で出馬し、石原氏に敗れた。その後、自民党公認で01年の参院選で初当選。厚生労働相を務めた後、10年に離党して新党改革の代表に就いた。【柳澤一男、竹内良和】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121110k0000e010175000c.html