ビーチ･ボーイズなど - Living, Loving, Thinking, Again

作者: 丸谷才一
出版社/メーカー: 文藝春秋
発売日: 2011/08/04
メディア: 文庫
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丸谷才一『月とメロン』*1を読了。この類の本って、こういう本だとか一言三言で言い表すのが難しいので、目次を書き出して、お茶を濁しておく。

歴史の書き方
強盗の十則
ネクタイとバッジ
投石的人間
歴史の研究
バンドネオン
中庸その他について
首狩り族の唄
目黒三田論
出版社の社史
デズモンドとラモーナと赤ん坊
明治維新と商品
日本で最も好ましくない医者
陰謀理論のこと
スツポン論

解説（奥本大三郎）

読んでいていちばん抱腹絶倒したのは「陰謀理論のこと」。また「目黒三田論」は落ちも面白いのだが、ここでは丸谷先生、自宅の位置をほぼばらししてしまっている。ストーカーとかが来るというようなことはなかったのか。また奥本大三郎氏の「解説」では、作家の佐々木邦のことが延々と語られている。佐々木邦という名前を見たのは数十年ぶりだったのだが、妙に気になってしまった。

CDを２枚。

The Beach Boys That's Why God Made the Radio