石原に走らされて?

承前*1

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120919/1348013340


尖閣諸島「国有化」に関するのだめの弁明。これを読むと、石原慎太郎の挙動がのだめを刺戟し、のだめの挙動が中国を刺戟してしまったということになる。のだめの気持ちも理解できないではないけど、唐突な「国有化」はやはり拙かったといえる。石原が率いる東京都が買ったとしても、自由社会においては地方自治体が絡んでいるとはいえ商取引一般に国家権力が介入することはできないという理屈を、例えば中国に示すことができる。しかし「国有化」だとそうした理屈は通用しなくなる。中国政府の立場に立てば、〈面子を潰された〉ということになるだろう。さらに中国では、「国有化」されたまま、民主党が下野して、石原伸晃が首相になって、石原慎太郎が影響力を行使したらどうなるのよという声もあった。
さて、


http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120922/1348276844
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120924/1348417686


尖閣問題に対する橋下徹の介入が言及されている。
この問題に関して、


http://d.hatena.ne.jp/t_kei/20120919/1347981364


もマークしておく。私も「固有の領土」の意味は(中国側がよく使う「自古以来」とともに)よくわかりません。