Wの惨劇

承前*1

『産経』の記事;


ダブル選、維新完勝 大阪新市長に橋下氏、新知事に松井氏
産経新聞 11月27日(日)20時5分配信


 大阪府知事大阪市長のダブル選は27日、投開票が行われた。市長選は、前知事で地域政党大阪維新の会」代表の橋下徹氏(42)が、民主、自民両党府連の支援を受けた現職の平松邦夫氏(63)を破って初当選が確実となった。知事選でも維新幹事長の前府議松井一郎氏(47)が、両党府連の支援を受けた前池田市長、倉田薫氏(63)ら6人を破っての初当選が確実となった。



 「維新VS反維新」の構図で激戦が展開された40年ぶりの大阪ダブル選は、府と大阪市の再編を伴う「大阪都構想」を掲げ、知事辞職で政治決戦を仕掛けた「橋下維新」の完勝となった。

 維新は、都構想の実現に向け、次期衆院選での候補者擁立も辞さない構え。野田佳彦政権誕生後初の大型地方選で敗れた民主、党勢回復を狙う自民など、既成政党側には大きな打撃となり、衆院選に向け、今回の選挙結果が国政レベルに政界再編をにらんだ影響を与える可能性もある。

 今回の選挙戦は、維新が掲げた都構想、教育への政治関与を明記した教育基本条例案の是非といった政策面のほか、トップダウン型と協調路線など、首長の政治手法の在り方も対立軸となった。

 維新側の橋下、松井両氏と、反維新の平松、倉田両氏がそれぞれ“タッグ戦”を展開。維新側は、橋下氏の抜群の知名度を背景に、4月の統一地方選で大量増員した100人超の地方議員がフル稼働で戦った。

 平松氏は1期4年の実績をアピールするとともに、橋下氏の発言や政治手法を踏まえて「独裁を許すな」と強調。ただ、橋下氏の府政運営を一定評価する倉田氏とは微妙な認識のズレがあり、タッグ戦の効果をあげることはできなかった。

 一方、既成政党は終始存在感を示せなかった。

 共産は、市長選で当初、推薦候補の擁立を発表したが、「反維新勢力の結集」を旗頭に擁立を取り下げて平松氏を自主支援。しかし、平松市政を批判してきた中で矛盾を抱える戦いとなった。公明は、次期衆院選をにらんで維新との全面対決を避けるため、両選挙とも自主投票とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000535-san-pol

ただ、orzとだけ言っておく。
この度の選挙を巡っては、所謂「小沢信者」の動向など、色々と興味深いことがあったけれど、これについてはまた別エントリーにて。
See also http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111127/1322394569