大地陥没

千葉県知事の話。
月曜日の共同通信の記事;


千葉市長が知事選立候補へ 熊谷氏、来月2日表明で調整
10/26(月) 20:30配信


 千葉市熊谷俊人市長(42)*1が来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選に立候補する方針を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。11月2日に千葉市内で記者会見を開き、正式表明する方向で調整している。県内の医療体制整備など新型コロナウイルス対策を重点的に訴えるとみられる。

 知事選を巡っては、自民党県連が同県習志野市出身の鈴木大地スポーツ庁長官(53)*2の擁立を調整。だが、党幹事長代理の石井準一参院議員ら県選出国会議員の間では、千葉市長を3期務め実務経験豊富な熊谷氏を推す声も強く、一本化は難航している。

 森田健作知事(70)*3は態度を明らかにしていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb886439c6c1e589d38eb735632d599bfd1cebed

28日付けの『朝日新聞』の記事;

鈴木大地氏の知事選出馬困難に 森喜朗氏から鶴の一声
10/28(水) 22:23配信


 来春予定の千葉県知事選を巡り、東京五輪パラリンピック大会組織委員会長の森喜朗元首相が28日、自民党県連幹部と面会し、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)の擁立に反対する考えを伝えた。鈴木氏はいったんは立候補の意思を県連幹部に伝えていたが、自身の後見人とされる森氏の反対により、一転して出馬は困難な状況になった。

 森氏は政界、スポーツ界に大きな影響力を持つ。県連幹部によると、森氏は県連会長の渡辺博道衆院議員らと会い、反対の考えを示した。理由について森氏は、県連の一部に鈴木氏擁立への異論があり、鈴木氏が対立に巻き込まれることを懸念する考えを話したという。

 鈴木氏は先週末、渡辺氏と面会し、立候補の意思を伝えていた。県連は30日に国会議員団会議を開き、鈴木氏擁立で一本化する方針だった。知事選には、千葉市熊谷俊人市長(42)が立候補の意向を固めていて、2日にも会見で表明する予定だ。森田健作知事(70)は進退を明かしていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc8e9c5933063fdbb8c770ae74bacd9b134247bd

同日の『産経新聞』;

千葉知事選 鈴木大地氏が一転、出馬断念 森元首相も反対
10/28(水) 23:05配信


産経新聞

 来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選で、自民党千葉県連が擁立を目指してきた前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)が出馬を断念したことが28日、分かった。県連は30日にも鈴木氏擁立を決める方向だったが、今後は候補者の再調整を迫られる。知事選の構図は再び不鮮明になった。

 鈴木氏は周囲に断念の意向を伝達。鈴木氏と親しく、政界やスポーツ界に大きな影響力を持つ東京五輪パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相も28日、自民党千葉県連会長の渡辺博道衆院議員と都内で面会し、鈴木氏の出馬に反対した。

 渡辺氏は県連関係者に「すべて白紙に戻った」と明言。県連が30日に党本部で開く予定の千葉県選出国会議員による会合では、鈴木氏擁立が事実上決まる見通しだったが、シナリオが一気に崩れた形だ。

 知事選をめぐっては、千葉市長の熊谷俊人氏(42)が出馬する意向を固め、11月2日にも出馬会見を開く見通し。森氏が反対するまでは、鈴木氏と熊谷氏による事実上の一騎打ちが予想されていた。一方、県連内でも、熊谷氏と近い石井準一参院議員は鈴木氏の擁立に難色を示していた。

 現職の森田健作知事(70)は、知事選への態度を明らかにしていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab5fda60489d19c5e47000c47bc727947f0c554