ネットに書くな、企画書を書け?

今話題のツィート;


私も急性心筋梗塞で亡くなった松田直樹選手は、やはり被曝が原因の心疾患だったのではないかと疑っている。チェルノブイリ事故後顕著であった、脳疾患や心疾患で亡くなる人たちが日本でも激増しているのではないだろうか。そして厚生労働省はその事実を隠蔽しているのだろう。徹底調査の必要がある。
http://twitter.com/#!/yutaka444/status/99083393421148160 (cited in http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110805/1312493106
坂本豊ってどんな人なの? 有名人なの?
これはひどい、の一言で片付けてもいいのだけれど。サッカー選手の急死、原発事故、そして厚生労働省の陰謀の三題噺は映画化したらそこそこ面白いものに仕上がる可能性はある。「韓流」来るな、来るなと呟き・喚く閑があるのなら*1、ネットに書き込まずに映画の企画書でも書け! ともいいたくなる。
マジな話、この場合放射能よりもヘッディングの方が問題かも知れないよ*2
ところで、陰謀理論の理論としての凄さは、例えば普通の理論ならば致命的である証拠の欠如が逆に理論の最大の根拠になってしまうことにある。証拠がないというのは証拠を完全に隠蔽した陰謀の完璧さの証拠である。だから、陰謀理論な人に証拠を出せと反論するのは逆効果になりかねない。また、陰謀理論! と叫んでも罵倒にはならず、逆に褒め言葉と受け止められる可能性もある(Cf. Michael Burkan A Culture of Conspiracy*3, pp.6-8, pp.26-29)。だから、例えばOh, Henryの脳細胞では、


古寺多見やsumita-mが俺のことを陰謀理論だといっている
故に
俺は正しい


という思考が生成しているかも知れない。

A Culture of Conspiracy: Apocalyptic Visions in Contemporary America (Comparative Studies in Religion and Society)

A Culture of Conspiracy: Apocalyptic Visions in Contemporary America (Comparative Studies in Religion and Society)