「陰性AIDS」?

「広東等六省市調査離奇病症」『東方早報』2011年4月6日


現在広東省を中心に或る奇怪な病気が広まり、一部ではパニックを引き起こしている。患者たちは「艾滋病陰性感染者」と自称している。リンパ腫瘍、皮膚下出血、さらには手足の麻痺といったAIDSに類似した症状が出ているが、みなHIVの抗体検査は陰性である。また、唾液や血液を経由して感染するとも言われ、少なからぬ「患者」はリスクの高い性行為を経験しており、最初自分がAIDSだと疑い、HIVの抗体検査を受けたが結果は陰性だった。「衛生部疾病預防控制局」によると、現在広東省のほかに北京、浙江、湖南、江蘇でも「患者」が発見されているという。