先週の木曜日、かなり数奇な人生を辿った方と会食。その方は、戦争中に台湾人の父と日本人の母の間に東京で生まれ、生後すぐに天津に移住し、戦後はそのまま中国人として育ち、内蒙古に7年間下放された後、北京大学を卒業し、日本に帰国して、某大手証券会社に勤めていたという方。
土曜日、CDを3枚買う。
Yo-yo Ma Solo
- アーティスト: Mark O'Connor,Bright Sheng,David Wilde,Alexander Tcherepnin,Zoltan Kodaly,Yo-Yo Ma
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1999/09/24
- メディア: CD
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- アーティスト: 小野リサ
- 出版社/メーカー: エイベックスイオ
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: CD
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「棉花糖[Katncandix2]」*1は台湾のユニット。偶々http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20100316/1268667827を読んだことに刺戟されたジャケ買い。
また、Andrew James Artで秋山幸*2 Daytime Eats Nightのオープニング。アーティストご本人ともお話しすることができた。秋山さんの絵は2008年に同じAndrew James Artで開催された日本人アーティストのグループ展If you're happy, clap your hand*3で拝見したが、今回は中国大陸における初めての個展。彼女の絵はレミオロメンのアルバム・ジャケットにも使用されているので、そっちの方でご存知の方も少なくないのでは? 最初にメイルの添付画像で見たときは、絵の持つ立体感が消去されていたのだが、直接見ると、(油絵はみなそうなのだが)ブラシの痕跡のつくりだす立体感に驚かされる。それだけではなく、地と図の混乱というか騙し絵的な効果によって、混沌から具象的なイメージが立ち上がる瞬間に連れ戻されるという感じを抱かせる。また、”Little Mermaid”という作品の構図は尾形光琳の「紅梅図」を連想させる(本人は意識していなかったようだが)。
土曜日の段階で、近所の殺人事件については、土曜日には新聞を読まず、その前も通らなかったので、まだ気づいていない。
日曜日、李欧梵『看電影』*4を取り敢えず読了。
*1:http://katncandix2.pixnet.net/blog See also http://baike.baidu.com/view/2413998.htm
*2:See http://www.office339.com/jp/artists/miyukiakiyama/
*3:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080628/1214672800
*4:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080820/1219203877 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091224/1261630115 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091229/1262065501 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091231/1262234609 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100128/1264605744 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100224/1267034263