あべよしひろなど

承前*1


kodebuya 2010/03/22 16:34
こんな人みたいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%83%A8%E8%8A%B3%E8%A3%95
まあ想像通りというか何というか。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100322/1269200009#c1269243254
ご教示どうもありがとうございました。
さて、あべよしひろ(安部芳裕)ですが、サーチをかけると、実は昨年10月に言及していたのですが、うっかり忘れていました。http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091013/1255405021もご参照下さい。
うろ憶えなのだが、Oh, Henryが以前、湯川秀樹を罵倒しつつ、湯川よりも野口英世の方が偉かったのにどうして野口はノーベル賞を獲れなかったのだとか書いていたような気がする。ところで、野口英世って、Oh, Henry及びその仲間たちが忌み嫌っている(筈の)紐育「ロックフェラー大学(Rockefeller University)」に所属していたんだよね。というか、ロックフェラー大学の図書館は野口英世の胸像があるおかげで日本人観光客の観光名所となっている(福岡伸一生物と無生物のあいだ』、pp.18-19)。
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生方幸夫更迭事件*2はどんでん返しがあったみたい。Oh, Henryにせよ植草一秀にせよ、どう反応するのか。
時事通信の記事;

生方副幹事長の解任撤回=参院選考慮、小沢氏「おわびする」−民主

 民主党は23日夕の常任幹事会で、小沢一郎幹事長を批判した生方幸夫副幹事長を解任する執行部の方針を撤回し、続投させることを決めた。党内外から「言論封殺」などと激しい批判を浴び、解任すれば夏の参院選にマイナスになると判断した。これに先立ち、小沢氏は国会内で生方氏と会談し「もう一度副幹事長として私を補佐してほしい」と要請。生方氏は「私も民主党議員だから断る理由はない」と受け入れた。
 常任幹事会で、小沢氏は「融和、団結、挙党一致が大事だ。幹事長室としてお騒がせしたことをおわびする」と陳謝した。小沢氏は、自身の「政治とカネ」に加え、生方氏の問題でも世論の反発を招き、解任方針の撤回に追い込まれた。党内での求心力がさらに低下する可能性もありそうだ。
 会談後の記者会見で、小沢氏は「参院選を控えて党の団結、協力が大事なときだから、生方君も皆と仲良く職務に全力を挙げてほしい」と述べ、参院選を考慮しての判断であることを明らかにした。一方、鳩山由紀夫首相は記者団に「幹事長も考えた末の結論と思う。党の中でしっかり議論することになるから良かった」と語った。 
 生方氏は一部報道機関のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか1人が握っている」などと小沢氏の党運営を批判。これを受け、同党の高嶋良充筆頭副幹事長は18日、生方氏に辞表の提出を求めたが、拒否されたため、小沢氏の了解を得て解任方針を決めていた。
 常任幹事会ではまた、生方氏の後任に内定していた辻恵衆院議員を予定通り起用することを決定。副幹事長は1人増の15人体制となった。(2010/03/23-20:11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010032300496&j1&m=rss

記事は小沢一郎の失敗だったという観点から書かれているが、果たしてそうか。植草一秀とか「日和晴天とら」といった一部の小沢フォロワーの沸騰ぶりと比べて、当の小沢本人が意外とクールで、寛容な態度さえ示しているのに軽く驚いたが、それからすれば、解任取消は寧ろ小沢の意に沿って、ということになるのではないか。言えるのは、小沢は馬鹿ではないということ、フォロワーどもとは(ことの善し悪しは別にして)役者としての格が違うということだ。