九死に一生を得たシャルロット - Living, Loving, Thinking, Again

Sean O'Hagan “Charlotte Gainsbourg: 'I had no idea how scared I was of dying'” http://www.guardian.co.uk/culture/2010/jan/10/charlotte-gainsbourg-interview-beck

セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘、シャルロット・ゲンズブールへのインタヴュー。
2007年夏に彼女は水上スキーをしていて事故に遭い、脳を損傷してしまう。半年後に身体の異変に気づき、手術を受け、手術は成功したものの、彼女は死ぬという確信的な不安に苛まれていた。2008年春にBeckと出会い、彼女のサード・アルバムIMRを共同で制作しながら、トラウマから癒されていくプロセスが言及される。彼女が九死に一生を得たということは知らなかった。あとは、父親セルジュ・ゲンズブールのこと、また彼女のデビュー以来のキャリアのこと、彼女が出演したLars von TrierのAntichristのこと、等々。何故か、母親ジェーン・バーキンのことはあの”Je t’aime non plus”のことを除いてはあまり言及がない*1。
シャルロット・ゲンズブールの人となりについて、

In person, Charlotte Gainsbourg is exactly as I imagined her. Gamine, quietly stylish, slightly otherworldly, she epitomises a certain kind of ultra-refined contemporary cool that is a world away from the Hollywood ideal of stardom or beauty. At 38, she remains an unconventional beauty, and in a certain light is a dead ringer for the young Patti Smith as immortalised by Robert Mapplethorpe. Someone should cast her soon in the biopic.

というパッセージをメモしておく。
ところで、現在手許にはセルジュ・ゲンズブールのディスクはなし。Serge Gainsbourg Pop Sessionというトリビュート盤、そして、”Je t’aime non plus”はLilicubによるヴァージョン（dans LiLicub a la nouvelle vague）。