http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091101/1257048962に対してコメントを頂く;
どうも。たしかに、羅馬字の場合、長音表記がネックですよね。
sonic 2009/11/01 20:18
こんにちは、私は岩手県民なので先人に敬意を表して田中館愛橘式で綴ることが多いですよ。でも長音のサーカムフレックスをタイプ出来ないんですよねぇ。これが辛い。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091101/1257048962#c1257074325
それから、古寺多見さんにこの記事を引用していただく;
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091101/1257052490
古寺多見さんの疑問はあの城内実の、あのhttp://www.m-kiuchi.com/2008/11/11/bakawashinanakyanaoranai/*1のbakawashinanakyanaoranaiの中のbakawaの是非。これに対して、
というコメントあり。「国語学」が専門の方? 「また助詞の「は」はwaと書くのがローマ字としては正解でしょう」。私もそう思う。但し、訓令式を公的に規定した昭和29年12月9日内閣告示第1号「ローマ字のつづり方」(角川書店編『新しい常用漢字の書き表し方』、1981、pp.193-192に収録)には助詞の「は」や「へ」については特に言及がありません。ヘボン式は訓令式よりも表音主義が徹底しているので、やはり助詞の「は」はhaじゃなくてwaになると思います。
s-ryoo*2 2009/11/03 08:32
本多勝一氏の主張については良く知りませんが、私はローマ字は日本式が良いと思っています。
ローマ字は音声記号なのか音韻記号なのかという問題があり、日本式は音韻記号という立場で一貫していますが、ヘボン式は音声記号的表記と音韻記号的表記が混在していて一貫性が有りません。また助詞の「は」はwaと書くのがローマ字としては正解でしょう。
ローマ字の綴りで一番混乱しているのが長音の表記で、大野→ohnoのような変な表記が氾濫してますね。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091101/1257052490#c1257204760
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ち/てぃ
し/すぃ
つ/とぅ
を区別できないというのは欠点だとは思う。訓令式は外来語への配慮を欠いている。また、訓令式にしてもヘボン式にしても、方言への配慮はないわけですが。ヘボン式ではNとMの区別をし、例えば新庄はShinjo、新橋はShimbashiと書くわけですが、多くの日本人は〈ん〉はbやpの前ではmと発音するという日本語の特性の1つを、ヘボン式を習うことによって、国語の時間ではなく英語の時間に知ることになる。
訓令式とヘボン式の関係ですが、上で挙げた昭和29年12月9日内閣告示第1号には「第1表」のほかに「第2表」があり、ヘボン式その他の綴りが載っています。「まえがき」には「国際的関係その他従来の慣例をにわかに改めがたい事情にある場合に限り、第2表に掲げたつづり方によってもさしつかえない」とあります。
また長音。「ローマ字の綴りで一番混乱しているのが長音の表記で、大野→ohnoのような変な表記が氾濫してますね」。hで以て長音を表すのは独逸語の影響。