http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200908050000/
「党に対して面従腹背の気味もあった花田が、60年安保闘争を全力で戦った当時の全学連を指導した共産主義者同盟の解体をまるで待っていたかのように、構造改革派(小泉の構造改革とは全然関係ない)と呼ばれた、社会主義革命を主張する当時の共産党内の左派グループとともに集団で除名されたのには、なにやら 「策士、策におぼれる」 とか 「巧兎死して走狗煮らる」 といった感がしないわけでもない」とある。花田清輝って、構造改革派だったのか。構造改革派として日本共産党を追い出され、後に『現代の理論』を主宰し、社会市民連合(後に社会民主連合に改名)の結成にも関わった安東仁兵衛の『戦後日本共産党私記』には花田のことは言及されていなかったような気がするけど。
- 作者: 安東仁兵衛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1995/05
- メディア: 文庫
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ところで、いいだももが花田清輝は中蘇対立の事実を信じようとしなかったと書いていたように思うが、出典を思い出せない。あれは帝国主義の目を欺くための芝居なのだと。