鈴木

『朝日』で鈴木幸寿先生が亡くなったことを知る。


東京外国語大学長、鈴木幸寿さん死去

2009年8月2日19時10分


 鈴木 幸寿さん(すずき・ゆきとし=元東京外国語大学長、元和洋女子大・同短大学長)が1日、胆管がんで死去、87歳。葬儀は5日午後7時から東京都千代田区麹町6の5の1のカトリック麹町聖イグナチオ教会で。喪主は長男隆さん。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0802/TKY200908020102.html

宗旨はカトリックだったんだということには気づいたが、いつもながら日本の新聞の死亡記事の情報量の少なさは驚異的。専攻は社会学、特に政治社会学で、独逸の社会学理論の紹介に努めたくらいの記述があってもしかるべきだろう*1。私が初めて読んだニクラス・ルーマンの本は日本での講演を集めた『システム理論のパラダイム転換』だったが、その中にも鈴木先生への謝辞があった筈で、日本におけるルーマン受容に関しても、それなりの功罪を有するのではないかとも思う。同じ鈴木ということで、

鈴木祥蔵氏死去(関西大名誉教授・教育学)

 鈴木 祥蔵氏(すずき・しょうぞう=関西大名誉教授・教育学)30日午前2時11分、肺炎のため大阪市内の病院で死去、90歳。宮城県白石市出身。葬儀は家族で済ませる。喪主は妻昭子(あきこ)さん。(2009/07/30-20:35)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=obt_30&k=2009073000978

 

*1:「鈴木幸寿」で検索をかけても、上位に出てくるのはみんな各社の死亡記事関係と古本屋のサイト。