男孩爬繩児と硬女王

土曜日はHard Queen*1の”EP Release Party”に育音堂*2へ。入場料はCD込みで30元。
ゲストはBoys Climbing Ropes*3。Boys Climbing Ropesは以前も観たことがあるが、あまりぱっとした印象はなかった。それから、いつの間にか中国人女性ヴォーカリスト(小朋克)が加わっていた。今回はとてもよかった。基本的にはパンクなのだけれど、その上に(小朋克による)チープなシンセサイザーが滑っている感じ。Hard QueenはSheena(ヴォーカル/シンセサイザー)、大門(ドラムス)、Zero(ベース)という3人(女2、男1)編成。that’s Shanghaiの3月号に載った記事*4によると、ホワイト・ストライプスに影響を受けていて、また”Hotel Yorba”のカヴァーもやったのだが、私は日本の1980年代のジューシー・フルーツのようなバンドを思いだしてしまった。本来ならこのバンド、ダンス・ホールが似合っているのだろうけど、この夜の育音堂はぎゅうぎゅう詰めで、踊る余地はほとんどなかった。あと、マイケル・ジャクソンの”Beat It”をやりだした時には思わず笑ってしまった。
日曜日は南匯に桃の花を見に行く。それから「大東方当代藝術家村」*5に行く。「80後」の上海人をテーマにしたドキュメンタリーを作る予定の「日本電波新聞社」の記者が来ていて、しばらくその取材に付き合い、それから「藝術家村」のアーティストたちと宴会。