レヴィ=ストロースについて追加

承前*1

〈アマゾンの秘法〉について信じてしまった人はまさかいないだろう。
さて、『東方早報』の11月28日付には、石剣峰「列維−斯特労斯 今天100歳」という見開き2頁の記事が出ていた。また、高宣揚*2「印象:越接近自然文化越真実」というコラムも。その中で、高氏はレヴィ=ストロースと1978年に知り合い、その後1990年代に入って台湾に帰国して、レヴィ=ストロースを台湾での講演に招いたが、体調不良のためキャンセルされたこと、高氏が台北故宮博物院所蔵の「清明上河図」のレプリカを贈ったら喜んでいたこと、最後に会ったのは1998年のことであることを記している。
レヴィ=ストロース会見記を含む本としては、吉田禎吾、浜本満板橋作美レヴィ・ストロース』(清水書院)があったか。

レヴィ・ストロース (Century Books―人と思想)

レヴィ・ストロース (Century Books―人と思想)

また、人類学者になる以前の、少年時代、社会主義活動家時代のレヴィ=ストロースについては、桜井哲夫『「戦間期」の思想家たち』第2章「レヴィ=ストロースと「建設的革命」」。