暴動@雲南

『読売』の記事;


中国雲南省で住民と警官衝突、2人死亡…地元企業に抗議中


 【北京=牧野田亨】中国国営新華社通信によると、中国雲南省南部の孟連県で19日朝、住民約400人と警官隊が衝突、警官側がゴム弾を発砲し、住民2人が死亡、1人が負傷した。

 香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターによると、公安当局は20日朝までに住民20人を拘束したという。

 中国当局は8月8日開幕の北京五輪を前に治安維持に全力を挙げているが、各地で住民暴動が相次いでいる。

 同通信によると、住民の一部はゴム栽培に従事する農民で、地元のゴム関連企業に対して抗議行動を繰り返していた。警官隊が抗議行動の現場に出動した際、住民との衝突が起きた。抗議は賃金などをめぐるトラブルが発端とみられる。

 孟連県はミャンマー国境に近く、住民の大半をタイ族など少数民族が占める。

(2008年7月20日23時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080720-OYT1T00416.htm

Xinhua “Riot farmers go home after mediation”(Shanghai Daily 21 July 2008)によると、省都昆明から公安局のトップがやってきて、農民を説得し、共産党幹部、会計士、弁護士、農民代表からなる合同委員会の設立を提案し、農民は解散したという。
今月に入ってから、陝西省府谷県*1浙江省台州市玉環県*2での暴動が伝えられているが、18日付の香港『東方日報』によると、広東省恵州市でも暴動が起こったという。