フッサールの『イデーン』とハイデガーの『存在と時間』の翻訳者であることくらいは言及すべきだろう。それから、放送大学は抗議せよ。
渡邊二郎氏(わたなべ・じろう=東大名誉教授)12日、膵臓(すいぞう)がんで死去。76歳。告別式は近親者で行う。喪主は妻、邦美(くにみ)さん。1991〜95年に日本哲学会会長を務めた。
(2008年2月14日14時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20080214-OYT1T00409.htm
渡邊二郎『芸術の哲学』という本へのコメントを書こうと思っていたのだが、このようなニュースを知ってしまい、初七日も済まないうちに死者に鞭打つのはさすがに躊躇われたので、もう少し先に伸ばすことにする。
- 作者: 渡辺二郎
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