中学における「武道」必修化についてのメモ

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080116/1200506920にも関係するか。


内田樹「武道の必修化は必要なのか?」http://blog.tatsuru.com/2007/09/06_1110.php
内田樹「年頭に武道について考える」http://blog.tatsuru.com/2008/01/04_1134.php
熊田一雄「「和の身体」を強制していいのか?」 http://blogs.yahoo.co.jp/bxr074650401/3050805.html


ところで、熊田氏が山崎正和が「消費」の真髄を「過程」、すなわち時間の消費に求めていることについて、「消費文化を日本的な「道」の思想によって制御しようと提案しているのです」と書くのは少し疑問がある。というのも、これは別に「日本的な「道」の思想」に還元するまでもないと思うからだ。例えば、ウェーバー流にいえば目的合理性に対する価値合理性、パーソンズ流にいえばinstrumentalに対するexpressiveもしくはconsummatoryの強調ということになる。

柔らかい個人主義の誕生―消費社会の美学 (中公文庫)

柔らかい個人主義の誕生―消費社会の美学 (中公文庫)

ところで、最近驚いたことがある。知り合いの英文学者(熊本出身)の方が熊本の細川藩に伝えられた「小堀流踏水術」*1の伝承者であったこと。鎧を着ながら泳ぐんだ、凄い! そうしたら、また知り合いの都市社会学者の方は「水府流太田派」の古式泳法伝承者であった。

また、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060226/1140927585もマークしておく。