魚醤

魚醤、日本風にいえばしょっつるというか泰國風にいえばナンプラーというか、ヴェトナム風にいえばヌックマム*1が欲しくなり、いつも買い物をしているスーパーに行くが、見つからず。泰國にせよヴェトナムにせよ、魚醤を作る技術は中国から伝来したらしいというのに、中国のスーパーにないとはこれ如何に? 翌日、別のスーパーに行って、やっと福建省福州の「民天魚露」*2なる魚醤を入手。やはり、料理に魚醤を垂らすと、味が引き締まるし、あの独特の臭みも却って心地よい。
魚醤というと、泰國やヴェトナムといった東南亜細亜、中国でも福建や広東という南方のものという印象が強いが、日本のしょっつるは秋田という北国のものであるというのも不思議ではある。