上海に戻る

「今日これから、8時半の飛行機で広州へ。それから深zhen、香港、北海。上海に戻るのは8月4日頃」と書いたが*1、昨晩9時前に上海虹橋空港に到着した。本当は日の明るいうちに上海に到着する予定だったのだが。中国大陸のほぼ最南端の北海*27時発の広州行きの飛行機に乗るために5時起きして、タクシーで空港に向かったが、先ず途中の砂糖黍畑の真ん中みたいなところでタクシーがエンストして立ち往生。通りかかった別のタクシーに相乗りさせて貰って空港に着いたが、チェックインして、これから搭乗というときになって、急遽機体の故障のため出発延期のアナウンス。仕方がないので、航空会社(中国南方航空)が手配したマイクロ・バス(麺麭車)で北海市街の妻の実家に戻って、朝寝して、昼飯を食べ、2時過ぎに機体の修理が完了して飛び立てるという電話があったので、タクシーでまた空港へ。4時前にやっと離陸し、5時前に広州に着く。本当は12時過ぎの上海行きに乗り継ぐはずだったのだが、6時発の上海行きに振り替え。北海からは広州で東京行きに乗り継いでその日のうちに成田に着く予定だった日本人と中国人の3人組が乗り込んでいたが、どうなったのだろうか。6時発の予定が30分遅れて広州を出発して、9時前に上海に到着した次第。
北海には5日滞在していたが、ほぼ毎日義弟一家や妻の高校時代の同級生と海鮮料理を食べることと読書と昼寝に時間を費やす。北海にはもう何度も来ているが、今回初めて街の東端の海辺にある「冠頭嶺」という小高い山とその麓の「南万」という漁村に行った。また、妻の実家の近くに米粉屋があって、米粉が1杯4元で食べられるが、そこの米粉は所謂中華の米粉ではなく、ヴェトナム風のフォーで、スープの味付けもヴェトナム風だということに気づく。考えてみれば、北海からヴェトナム国境まで車で2時間かそこらだし、少数民族としてのヴェトナム人(京族)も居住しており、ヴェトナム難民も定住しているので、別に不思議ではないのだが。