希臘から西班牙、そして?

新楽路の某CD屋に行く。
買ったもの。


 Music Traveller Athens(Putumayo World Music)

John McLaughlin, Al Di Meola, Paco de Lucia Passion, Grace & Fire

先ず、下のギタリスト三人衆のディスクは未だ開封していない。Paco de Luciaというと、恩師の故H先生を思い出す。先生は西班牙農村社会をフィールドとしていたのだが、その先生が最初に私にした音楽の話というのがPaco de Luciaのことだったのだ。
Music Traveller Athens*1は、希臘ポップ・ミュージックの2枚組コンピレーション。Amazon.co.jpで検索したが、そこでは発見できず。但し、ジャケットのイラストが同じGreece Music Odyssey

Greece Musical Odyssey

Greece Musical Odyssey

というのはあるが*2、1枚組である。とすると、このディスクは中国だけのオリジナルなのか*3
希臘のポップ・ミュージックを聴いていると、ああ地中海なんだという感じがする。というか、旋律や歌の技法がアラブ世界の音楽と一続きなのだ。Disc Twoに収められているManos Ahalinotopoulosの”Skepasti Agora(Pazari)(Suk)(Bazaar)”という曲なんか、agoraとsukとbazaarが併記されていて、題名からしてそうだよな。
Putumayo*4だが、まだ日本に住んでいた頃、けっこうお洒落な感じのジャケット・デザインのワールド・ミュージックのコンピレーションのシリーズとそれに関連したフリー・ペーパーはけっこう気になっていた。さて、最近のことだが、ワヤンさんという方とMixiで再会したのだが、何と彼女がPutumayo日本盤の制作を担っていたのだ。
新楽路の某CD屋には、このほかにもPutumayoのシリーズが置いてあった。因みに、殆どのCDは一律15元(2枚組は20元)。

*1: Travellerというスペリングはsic.よ。

*2:それはPutumayoのサイトでも同じ――http://www.putumayo.com/catalog/item.php?cat_id=00008&item_id=00130

*3:因みに、中国での発行元は「廣西音像出版社」であり、Universal Musicから版権を提供されているとある。

*4:http://www.putumayo.jp/ http://www.putumayo.com/