佐倉智美さんが
と記している。さらに、
「………で!
ふと連想してんけど、この臓器売買をめぐるイシューは、
なんと、いわゆる『性の商品化』のモンダイと、
じつにパラレルなテーマになってんのとちゃうやろか!?」
「なるほど! ソレもたしかに、
おカネで売買してイイとは言い難いけど、
善意のみによる提供には限界があって、
で、実際におカネが絡む場では種々の犯罪性が介在して、
暴力団の資金源になっていたり…………。
同じや!(・・;)」
「そして、そういうふうに考えていくと、
じつは【結婚】というのは“善意による性の提供”を
高度にシステム化した社会制度※だと言えるのでは!?
と思えてくるわけヤ(^_^;)」
「うぅーん、深いなぁ!」
http://tomorine3908.cocolog-nifty.com/blooming/2006/10/post_32df.html
とも。興味深い。たしかに、「生体臓器移植」の場合は、人々の間の〈親密性〉を擽るという戦術は有効かも知れない。しかし、既に出口顯氏
「逆に言えぱ、臓器移植においても、
【結婚】におけるロマンティックラブイデオロギー
のような仕掛けを上手く張りめぐらせば、
善意のみによる臓器提供者が増えるかも!?」
- 作者: 出口顕
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ところで、人工授精のための精子や卵子の提供って、もし精子バンクのように金銭が介在する場合、売春に中たるんじゃないかと思って、生命倫理に詳しい方にお尋ねしたけれど、否定的な答えを得たことがあった。こういうことを思い出したのは、http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20060925#p1を読んだため。