ゴダイゴ、そして『水滸伝』

承前*1

「音楽バトン」、既に3名の方が受け取っていただき、厚く御礼申し上げます。
意外だったというか、面白かったのは、少なくない人がゴダイゴ*2によってロックと出会っているということ。
さて、私は音楽に目覚めるのが遅くて、中学までは殆ど音楽を意識的に聴くということはなかった。だから、中学までで記憶に残っている音楽の殆どはCMソングとかTVドラマの主題曲とかである。中学生の頃、『水滸伝』がドラマ化された。中村敦夫参議院議員*3が豹子頭林冲を演じていたのだ。その主題歌がロック調で、何故か記憶に焼き付いており、今でもメロディをハミングできる程なのだが、題名もアーティストも覚えていない。ヴォーカルは男性で、歌詞は日本語。この場を借りて、ご教示を乞いたい。

「好きなサウンドトラックは?」というのに、Philip Glass*4によるHoursのサントラを挙げたのだが、あれ程音楽が全体を支配・統合している映画というのは滅多にない。

The Hours

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ところで、長谷川和彦の監督デビュー作である『青春の殺人者
青春の殺人者 デラックス版 [DVD]

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では、ゴダイゴの1st.アルバムのA面の曲がそっくり使われている。特に、ラスト・シーンで出演者・スタッフなどのクレディットとともに”It’s Good to Be Home Again”という曲が流れるのだが、些かアイロニカルなこの使い方は、日本映画における音楽の使い方の中でも最も印象に残るもののひとつである。但し、映画のサントラとしては出ていないので、挙げなかった次第。しかし、私にとって、ゴダイゴの1st.アルバムというのは『青春の殺人者』とともに記憶されるべきものなのである。
ゴダイゴ(新創世紀)

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*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060917/1158520681

*2:そういえば、昔、中村とうよう何でゴシラカワにしないんだと突っ込みを入れていたような気がする。ただ、英文ではGodiegoであり、行く→死ぬ→行くということになる。

*3:http://www.monjiro.org/

*4:http://www.philipglass.com/