お茶が毒になるとき

 工藤佳治「緑茶に砂糖をいれて飲む。「信じられない!」」http://www.asahi.com/world/china/cha/060817.html


私だって、最初に間違って砂糖入りの烏龍茶を買ってしまったときは「信じられない!」だった。
さて、工藤さん曰く、


 中国でペットボトル飲料が一般化する前、日本に来た中国人留学生の多くは、あるカルチャーショックを受けていた。故郷で「一晩おいたお茶は毒だ」、「冷たいお茶は身体を冷やすのでよくない」と言われて育った。でも、日本に来てみると、その「毒」とまでいわれたものが、街角にあふれかえった自動販売機で、堂々と売られている。しかも、みんなが手軽に買って飲んでいる。「不思議だ」、「しばらくは怖くて買えなかった」という人もいた。
この「一晩おいたお茶は毒だ」というのは中国特有のことではない。私も子どもの頃から親にそう言われていた。その真偽はわからないが、今でも「「一晩おいたお茶」は捨てている。
ところで、実はお茶と「砂糖」というカルチャー・ショックは子どもの頃に経験している。正確にはお茶ではないが。夏、友達の家に行って麦茶が出たとき、わ!麦茶に砂糖が入っている! と吃驚した。これはファミリー・カルチャーの差異によるものなのだけれど、実際のところ、砂糖派の家と非砂糖派の家ではどちらが主流なのでしょうかね。

因みに、最近、烏龍茶はやっぱり三得利だぜと見直しているのだ。