震度4強のショック

浜田和幸地震兵器(「環境・気象兵器」)問題*1に関して、http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110716/1310771034では『反戦な家づくり』*2の記事を2本紹介している;


http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-517.html
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1062.html


今更これらを論評する意味もないのだが、実はちょっとショックなことがあった。北沢洋子氏*3の文章が援用されていたのだ。所謂HAARP*4。北沢さんは「アジア太平洋資料センター(PARC)」*5の創設者のひとりでもあり、〈国際主義者〉を自称しながら外国語読解能力も殆どない左翼が少なくない中(笑)、世界の左翼運動・民衆運動の情報を的確にキャッチし・紹介する人として信頼をしていたのだ。Wikipediaなどを見ても、挙げられている著書はみな真っ当なものだ。なのに、晩節を汚すようにトンデモに踏み込んでいるのを知り、寧ろ哀しみを覚えた。尤も、夫の北沢正雄というのはサミール・アミン*6の翻訳者でもあったのだが、彼が反ユダヤ主義ユダヤ陰謀論紛いのことを書いていたというのは知ってはいた。
別のショックというか驚き。小谷野敦氏曰く、


昨年秋から、ダイエットのため夜の散歩をしていたのだが、景気をつけるために金剛杖を突いてちゃりんちゃりんやっていたから、人けのない夜十時過ぎにやっていたが、やはり時おり遭遇する人には奇人と見えただろう。

 ところが震災後の放射能騒ぎで散歩をやめた上、ストレスからお菓子をむやみと食べていたのでまたやばくなってきて、お菓子停止、散歩を再開した。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20110610

引用はしたものの、小谷野氏が「ダイエット」をしているとかお菓子の食べすぎで肥ったということがショックだというわけではない*7。今引用した部分の次のパラグラフで、神学者(旧約研究者)の高尾利数氏が「砂糖」に関するトンデモ(らしき)本を書いているということを知ったのだ。「砂糖」と犯罪との関係なんて、「砂糖」悪者論の昔からの定番だな。ところで、高尾氏は「平均寿命が延びているというのは新生児死亡率が減ったからに過ぎない」と書いていているらしく、小谷野氏はそれはおかしいと述べているけど、「からに過ぎない」と言ってしまうのは誇張かも知れないが、乳幼児死亡率の減少が平均寿命の伸びに大きく貢献していることは事実なのでは?