『読書』2006年2月号

 『読書』2006年2月号、日本関係の記事としては、先ず、子安宣邦氏を囲む座談会「如何看待二十世紀?」(pp.133-144)あり。子安氏は昨年9月に北京に滞在した。その北京での講演は『書城』と『読書』の10月号に既に掲載されている。また、程麻「話説竹内実:友好不易理解難」(pp.144-149)。銭里月「証、就要証得准、証得実」(157-166)は、中国で発見され・刊行された日本軍兵士、荻島静夫の「日記」の誤訳や欠落部を指摘したもの。
 以下は、半ばナベ*1への私信なり。同号所載の胡冰氏の短文によれば、ゴッフマンの中訳本には、もう1冊、『日常接触』(徐江敏、丁暉訳、華夏出版社、1990年)というのがあった。漢字表記は「弋夫曼」。原書は何なのかは分からず。
Encounter? これは全くの思いつき。信ずること勿れ。