2008-12-09から1日間の記事一覧

孤立/孤独/孤寂

薛巍「阿倫特為甚麼重要」『三聯生活週刊』2008年11月17日、pp.156-157 Elisabeth Young-BruehlのWhy Arendt Mattersの中訳本『阿倫特為甚麼重要』(江蘇人民出版社)の書評。 そこで、アレント用語のisolation/loneliness/solitudeをそれぞれ、 孤立 孤独 …

情と理(余白への書き込み)

資本主義やら科学やらが、「理」を以って「情」を超えようとするものであるのに対し、恋愛やら文学やらは、「情」を以って「理」を超えようとするものだ、と最近よく思う。 http://d.hatena.ne.jp/onoya/20081021/1224603234 たしかに「恋愛」には「「理」を…

ネオリベと基督教原理主義のアマルガム(メモ)

The Battle for God: A History of Fundamentalism (Ballantine Reader's Circle)作者: Karen Armstrong出版社/メーカー: Ballantine Books発売日: 2001/01/30メディア: ペーパーバック クリック: 43回この商品を含むブログ (28件) を見るKaren Armstrong Th…

大野か小野か

昨日オノ・ヨーコに言及した*1後で、ジョン・レノンの命日だったということを思い出した。 ところで、オノ・ヨーコは長いこと中国では「大野洋子」と誤って表記されてきた。そこら辺の事情を、海杰「小野洋子:那個無禁忌的巫婆来了」(『TimeOut上海』2008…

Napoletanaは?

承前*1いつもはアラビアータのパスタ・ソースを買っているのだが、昨日新しいのを買おうとして、スーパーの棚を見ていたら、Napoletanaという、やはりトマト・ベースのパスタ・ソースが出ている。伊太利のブランド(Barilla)*2から。これと「ナポリタン」は…

環境の2つの準位?

「環境問題への対処は難しい」http://harie.txt-nifty.com/annex/2008/11/post-2654-1.html 張江洋直氏の「環境問題」についてのコメント。それに対して、コメントというよりはやはり余白への落書きという仕方で、少し書き留めておく。 「環境問題」問題云々…