福音館書店のツィート;
東京子ども図書館名誉理事長で、児童文学の翻訳と創作に力を尽くされてきた松岡享子さんがお亡くなりになりました。『おふろだいすき』『しろいうさぎとくろいうさぎ』「パディントン」「うさこちゃん」シリーズなど、多くの絵本や童話を子どもたちに届けて下さいました。謹んでご冥福をお祈りします。
— 福音館書店 (@Fukuinkan_PR) 2022年1月28日
NHKの報道;
〈ミッフィー〉だと、例えば『うさこちゃんおとまりにいく』とか『うさこちゃん びじゅつかんへいく』とか。
児童文学者 松岡享子さん死去 86歳「くまのパディントン」翻訳
2022年1月28日 19時18分
「くまのパディントン」や「うさこちゃん」のシリーズの翻訳などで知られる児童文学者の松岡享子さん*1が今月25日、亡くなりました。86歳でした。
松岡享子さんは神戸市出身で、大学を卒業後、アメリカに渡り現地の大学院で学んだあと、帰国して大阪市の図書館で勤務しました。
1967年に東京 中野区の自宅で、地域の子どもたちに向けた語りや読み聞かせなどの活動を始め、1974年には「東京子ども図書館」を設立して児童書の普及や人材育成などに尽力しました。
また児童文学者として、みずから創作を行うとともに、子ぐまが主人公のイギリスの児童文学「くまのパディントン」シリーズや「ミッフィー」の名前で知られる「うさこちゃん」シリーズなどの翻訳を手がけ、子どもたちに広く親しまれました。
さらに「絵本のノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞」の選考委員を務めるなど国際的な文化交流にも貢献し、去年、文化功労者に選ばれました。
「東京子ども図書館」のホームページなどによりますと、松岡さんは病気で療養していたということですが今月25日、亡くなりました*2。
86歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220128/k10013455381000.html
*1:See eg. https://www.tcl.or.jp/kyokomatsuoka/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B2%A1%E4%BA%AB%E5%AD%90 See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100501/1272695358
*2:「松岡享子名誉理事長が旅立たれました」https://www.tcl.or.jp/%e6%9d%be%e5%b2%a1%e4%ba%ab%e5%ad%90%e5%90%8d%e8%aa%89%e7%90%86%e4%ba%8b%e9%95%b7%e3%81%8c%e6%97%85%e7%ab%8b%e3%81%9f%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/